ミラドライのダブル照射が最大限に効果を高める?!
2025/10/14

切らずにワキガや多汗症を改善できるミラドライ。マイクロ波を照射し、その熱で汗腺を破壊することで臭いや汗が大幅に減少でき、ダウンタイムもほとんどないとあって人気の施術です。
そんなミラドライ治療の効果を、さらに高く引き出すとして注目されている方法がダブル照射です。
一度に2回の照射を行うことでマイクロ波がより深く浸透できるため、汗腺の破壊がより確実になり、長い間効果をキープしやすくなるというのがメリットです。
ただ「ミラドライは知っていたけど、ダブル照射って何?」「1回の照射と何が違うの?」 そういった疑問を感じる方もいらっしゃいますので、これからダブル照射についてシングル照射との違いなども含めて解説します。
【目次】
ミラドライのダブル照射とは

通常、ミラドライの照射は1度の治療にあたりマーキングした患部に1回の照射をしています。これをシングル照射といいます。
それに対し、脇の下などの同じ部位に2回連続で照射することをダブル照射と呼びます。
シングル照射でも約70~80%の汗腺を破壊させることができるといわれていますが、ダブル照射を行った場合には、約92%の汗腺を破壊できるということが報告されています。
広範囲に通常の2倍の回数を当てる方法では、直後に9割〜10割改善し、長期的に見ても汗腺破壊の状態が継続することが期待できます。
ニオイや汗の量が多い脇の中央などは、そこに再度照射を行うことも取り入れられており、そうした場合にはシングル照射より効果を高められるとされています。
正確に照射できない場合や照射漏れのリスクを減少させながら、ダウンタイムを2度経験する必要もありません。日帰りが可能で、当日から腕も動かせますし、湯舟には浸かれませんがシャワーは浴びることもできます。
ミラドライのシングル照射とダブル照射による効果の違い

ワキなどへミラドライの治療を行う際には、1度に付きワキ全体に1回の照射で完了となり、それを多くのクリニックが基本としています。
では、ワキ汗やワキガの症状軽減に効果的といえるのは、シングル照射とダブル照射のどちらなのでしょうか。
・シングル照射
ワキガや多汗症の原因となる汗が出る汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺がありますが、シングル照射した場合、この2種類の汗腺の70%~80%ほどを破壊できるとされます。
それにともない施術前と比べてワキガ臭や脇汗の量もかなり減少するという効果が表れます。このようにシングル照射でも十分な効果が得られますが、体形によって患部に窪みやシワができてしまうと、照射漏れや正確に照射できない場合もあります。
・ダブル照射
ダブル照射は、一つの部位に対して角度や深さを変えて2回照射する方法です。
この方法の場合には90%の汗腺が破壊できるため、効果の出方や持続性にもさらに期待できます。
強い脇臭や多汗症でお悩みの方には、高い効果を出すために2回照射が適していることもあります。またシングル照射で必要な箇所に正確に照射できないこともあり、このような場合にもダブル照射が適しています。
ミラドライは、マイクロ波を皮膚の奥だけを加熱するという仕組みであるため、照射時間が長いほど汗腺を破壊することができます。
ミラドライはダブル照射じゃないとやめたほうがいい?

ミラドライは、汗腺を破壊して症状を抑える治療方法です。
一度破壊された汗腺は再生することができないため、一回の施術でもワキガ臭や脇汗の量が大幅に減少しますし、その効果は半永久的に持続するというものです。
シングル照射でも、しっかりと効果を感じられるでしょう。
ただ、臭いがキツイ、発汗量も非常に多いというような重い症状の方には、複数回の治療が必要な場合もあります。その場合にはダブル照射をすることにより効果を高めることが可能です。
ミラドライダブル照射のダウンタイム

ミラドライは皮膚を切ることなく行える施術のため、術後のダウンタイムも少なく、包帯や固定することも必要ありません。
ただ、術後に患部に赤みや腫れ、皮膚のツッパリ、熱感が生じることがあります。数日間は激しい運動を避けなければなりませんが、治療した当日から日常生活を送ることができます。
ダブル照射によって副作用が強く出ることは報告されておらず、シングル照射もダブル照射もだいたい同じダウンタイムと考えられています。
当院のミラドライダブル照射の流れ

1)マーキング
ミラドライの施術に入る前に、どの位置にどの程度マイクロ波を当てるかを計算しながらワキの発汗する場所や体毛の位置を参考にマーキングします。
2)麻酔
極細の注射針を使用して、対象となる部位へ複数麻酔注射をします。約10分ほどで効果が現れますので、その後、麻酔が効いたのを確認してから治療を開始します。
3)1回目の照射
マーキングによって定められた範囲を、マークに合わせて丁寧に照射していきます。
(およその照射時間は45~60分です)
4)脇の中央部分に2回目の照射
汗と臭いが1番気になる脇の中央部分には、重点的に2度の照射をします。そうすることで、さらに効果を確実なものにしています。
5)冷却
治療後は約15分間、治療した部位を冷却します。術後の腫れや赤みを抑えるために、経過を見ながら冷却します。
※当院では広範囲にダブル照射を行うので、通常は約60分のところ、約90分かけて施術を行っています。
クリニックによっては出力レベルを低めに設定している場合があります。その場合、施術時間は短く早く済みますが、治療効果や特に長期的な効果の持続が低くなりがちです。出力を上げると時間はかかりますが効果が出やすいとされています。
ミラドライ治療では、患者様にとって満足のいく結果となるために、適切な照射方法で安全な施術を受けることが大切です。
それぞれのクリニックの医師の技術や実績によって、治療の効果や副作用などが左右されることもありますので、多量の汗やワキの臭いに悩んでいる方は、まずはカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
当院は患者様に最適な治療法をご提案して、脇汗やニオイのお悩みを一緒に解決していきます。多汗や臭いで治療をお考えの方は、ぜひ当院までお気軽にご相談下さい。
記事監修

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大西 勝 院長
医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院
国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。






















